自然風の庭づくり施工例>>27古田台「O邸」壁泉やり換え工事

古田台「O邸」壁泉やり換え工事

同じ位置にあった壁泉を取り壊し、新たにデザイン性に優れた壁泉を設置いたしました。建物の輝くような白色と、黒御影石のタイルを使用したシックな落ち着いた色合いの壁泉が、見事なコントラストを画いています。
壁面を伝う水の形を整えることが難しく、キレイに流れ落ちるまでの調整が大変でした。。
既にエクステリア業者により、工事が行なわれていたのですが、施主様が気に入らなかったため、遣りかえることになりました。
施主様は、既存の思想、プランは気に入っていたため、それを踏襲しながら、好みを確認しながらのデザイン施工となりました。
白壁の美しい住宅に、スッキリとしたデザインが似合っています。また白壁を背景に、樹幹の美しい植木を配置しており、落葉期でも樹幹の美しさを賞することができます。
とても清潔なイメージの住宅ですが、以前は押し出しが強すぎるように感じられていました。高さのある樹木を植栽することにより、その存在感の大きさを抑えることができました。
シンプルな外観を持つ住宅には、シンプルなエクステリアが似合います。ごちゃごちゃとしていた植栽を取り除き、白壁との対比が美しく住宅のボリュームに負けない、シンプルな形状の壁泉を設置しました。
壁泉の色、舗装の色、駐車場の色に一貫性を持たせました。この住宅には賑やかな景色よりも、落ち着いた景色が似合います。
にぎやかですが、統一感のない印象を与える壁泉周りでした。同じ壁泉でも素材感、色合い、形状によって、大きくイメージが異なります。
壁泉を設けて、余ったスペースにごちゃごちゃっと植栽したものと、背景の住宅を引き立たせることを前提にデザインしたものでは、その効果が大きく変わってきます。
白壁に映えるよう、樹幹が美しい樹木を、多くの在庫のなかから厳選して植栽しました。狭い空間でも効果的な植栽ができるのは、在庫を多く抱えている業者の強みです。
壁泉から水がこぼれ出ているところです。小端積みの壁面を水がハネながら流れ落ちていきます。流れ落ちた水は水面を不規則に揺らし、太陽光を気持ちよく乱反射させます。 壁泉の形状は、建物の形状や、門柱の形状を考慮してデザインしました。せっかくのシンプルな住宅、門柱に対して、以前の壁泉は、少しうるさ過ぎたように思います。
既存階段のペイブメントと、新しい壁泉の素材感に合うよう、舗装タイルを選びました。以前はアスファルト舗装だったため、随分と高級感が増しました。 駐車場部分は、何の工夫も無いアスファルト舗装だったため、仕切りを入れてタマリュウを植栽しました。こうすることにより、駐車場のスペースにリズムが生まれ、景観的な安定感が生まれます。
既存の壁泉を撤去してみると、深さのある大きな防水池が出てきました。この池は商品として売られているのですが、せっかくの深さを活かすことなく、石が詰め込まれていました。また、下の方は水が腐っており、異臭を放っていました。 池を掘り出すと、複雑なパイプ配管が出てきました。新しい壁泉を設置するために、不必要なものは撤去して、まとめられるものはまとめました。
外周部分もパイプを避けて配置することができました。配管は比較的浅いところを通っていることが多く、壁泉のような構造物を作成する場合には、注意が必要です。 かなり形状がハッキリとしてきました。あと一息で構造部分が完成します。
構造部分が完成しました。 水が散る可能性のあるところに、防水加工を施しました。
タイルを貼っていきます。最も構造が複雑な上部部分から貼っていきました。 タイル貼りが完成して、次は植栽になります。
Price (万円) 税抜
〜100
100〜150
150〜200
200〜300
300〜400
400〜500
500〜
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