自然風の庭づくり施工例>>79安佐南区伴南「A邸」新築外構工事

安佐南区伴南「A邸」新築外構工事

大ぶりな板石でつくられた玄関までのステップが特徴的です。歩道からの高低差が大きかったのですが、うまく造園的に処理することができました。
地域協定によりオープン外構がマストなこころ住宅団地ですが、各住宅が努力することにより素敵な街並みを形成することができます。こちらの外構空間はその一助となったと考えています。
3台分の駐車場を確保するため、少し窮屈なアプローチとなりました。
短い区間で高さを上げつつ
格調を高めるために、大ぶりな板石によるステップを選択しました。
現在、日本で流通している石材は、ほとんど中国産となっています。
こちらの板石も中国の工場に注文して、オーダーメイドにて製作したものです。
反対側は長石でステップを設けました。
割肌のゴツゴツした感じも、オーダーだからこそ可能な雰囲気となります。
アクセントで湯来石を利用しています。
高低差があるため土だけで構成すると、雨などで流出する可能性があります。
そこで石材を利用して、土壌の流出を抑えています。
ステップをサイドから見たところです。建築物との高低差の大きさがよく分かると思います。
板石が大きいため落ち着いた重厚感を感じます。
植物も景色づくりに効果を発揮しています。
建築着工前からご相談を頂きました。
考える時間を確保できることと、建築業者さまと連携して無駄を省くことができるので、早めに相談されることをお薦めいたします。
建築物の足場が外れるタイミングには、プランが固まり、デザインに取り組んでいる状況です。
デザインでは細かな現地合わせであったり、現状に合わせた質感の決定を行っていきます。
施工はマスの高さ調整からスタートします。
建築業者さんには高さに余裕をもって設置しておいてもらいます。
高いマスを低くするのは簡単なのですが、高いマスを低くすることはとても面倒なのです。
駐車スペースのコンクリート用型枠を準備しています。
コンクリートを打設することにより配管などは隠れてしまい、やり直しがきかないので慎重に準備します。
洗い出しの作業をしています。表面が固まる直前に水で表面を洗い流します。
こうすることでコンクリートの骨材(砕石)が表面に現れ、色味が落ち着き変化に富んだ質感となります。
メインの樹木を植えているところです。
通常、植栽は最後に実施するものなのですが、狭いスペースでの造作だったため、根鉢の大きさという制限のあるメインの樹木を配置することからスタートしました。
ステップの土台を準備しています。
板石は通常の板石と比較すると何倍もの重量となりますので、沈まないように試行錯誤しました。
長石を据えているところです。
割ったり、組み合わせたりと、造園工のセンスが重要な部分です。図面で表現できることではないので、プランナーの意図を汲み取る能力が必要です。
大よその骨格が完成してきました。
置いてある湯来石を配置すれば残りは植栽だけです。
植栽が完成したところです。
残りはグランカバープランツと、砂利の配置、マルチングだけです。
Price (万円) 税抜
〜100
100〜150
150〜200
200〜300
300〜400
400〜500
500〜
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