自然風の庭づくり施工例>>32深川「N邸」リガーデン工事 | ||
深川「N邸」リガーデン工事 |
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数年前に離れを建築された際に、建築物周りに植栽を施されましたが、植物が健全に育成しなかったため、NeatGardenまでご相談がありました。 板目が美しい倉風の建築物なのに、その景色を補完する植栽が無く、インターロッキングのガランとしたイメージが強く出すぎており、少し寂しい景色となっていました。 もともと設定されていた植栽地を少し広げるとともに、景色のポイントとなる部分のインターロッキングを外して、植栽スペースを増やしました。こうすることにより、まるで隔離されたかのように見えていた母屋と離れが景観的につながり、せっかくの敷地の広さをマイナスではなく、プラスに転じることができました。 |
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とても広い外構空間ですので、積極的に大きな樹木や、大きく育つ樹木を配置しました。 また、植栽スペースを広げ、足元を彩る潅木や地被植物を多く配植しています。その種類も豊富で、季節ごとに花や実を楽しむことができます。 落ち着いた色合いのインターロッキングでしたので、自然風な植栽を引き立ててくれています。 |
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もともとスペースのあった離れの前の他に、工房の横、母屋の前に新たな植栽スペースを設けました。これにより主、副、添えの二等辺三角形の構成となり、洋風のシンメトリカル(対称)やパターンとは異なる、日本古来の美しさの基準により造形することができました。 | ||
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離れ前の植栽です。離れを修景するとともに、奥にある母屋が見通せないように「障り」の機能を持たせております。 | ||
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離れ前植栽のアップです。もともとは狭い植栽スペースでしたが、インターロッキングを外し、面積を拡大しました。 こうすることにより、様々な植物を植栽することができ、四季を通じて景色を楽しむことが可能となります。 また、後ほどご説明いたしますが、到底植物が生育できる環境ではなかったため、植栽基盤の改良を実施いたしました。 |
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このようにとても広い外構空間となっています。左の写真では、メリットであるはずの広さが、「寂しい」というマイナス方向に働いております。。 | ||
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離れ横の植栽スペースです。こちらについても、残念ながら植物が育たない環境になっておりました。 チラッと見えますが、離れ裏側にウッドフェンスを同時に設けております。 |
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このように母屋玄関が、完全に見通せないようにしております。こうすることにより、敷地の広さを実際以上に広く感じさせることが可能となります。 | ||
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既存の植栽を撤去しているところです。植物は傷んでいるので再利用できませんでした。 | インターロッキングを外して、植栽スペースを広げています。 | |
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それぞれの植栽スペースを確保したところです。 | 植物が健全に育っていない理由を探るため、土壌を掘り起こしています。 | |
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穴に水が溜まっているのが見えますでしょうか?地下に水が透らない層があり、排水性の悪いのが原因のようです。 | 特殊なスコップを使って、水が抜けるまで掘り進めます。 | |
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約2.0m掘り進めたところで水が抜けました。これで水が溜まり、根が腐ってしまう状況を改善することができました。 | 穴が土壌の細かい粒子で塞がれないように、グリ石(小石)を詰め込みます。 | |
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透水性を確保できたため、良質の土壌を客土します。 | 植栽を行なう準備ができました。これで植物が健全に育つはずです。 | |
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耕運機で、土壌改良材を攪拌・混入します。こうすることにより、植物がより健全に生育するとともに、管理手間を軽減することができます。 | 穴を掘り、植えつけていきます。大きな植木から植栽していきます。 | |
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高木の植栽が完了しました。 | 続いて潅木(低木)を植栽していきます。 | |
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川石を選んでいるところです。 | 選んだ川石を配置していきます。 | |
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