自然風の庭づくり施工例>>31三次市十日市南「H邸」リガーデン工事

三次市十日市南「H邸」リガーデン工事

三次市中心部より少し外れたところにある「H邸」。背面に里山が広がり、とても広い敷地面積をもっています。
NeatGardenのホームページをご覧になり、ご相談の依頼を頂いたのですが、既存のエクステリア空間は、敷地の広さなどのメリットを活かし切っておらず、敷地の持つポテンシャルを引き出していないように感じました。
特に、駐車場までの車輌アプローチが、敷地の真ん中を通っていることで、せっかくの敷地の広さが分断され、奥行きのない空間となっていました。
重点テーマとして、駐車場への車輌アプローチを大胆に変更することで、敷地特性を正しい方向へ整え、まとまりのあるエクステリア空間を作り出すことにしました。
まとまりのある空間を利用して、庭空間を創出するとともに、車輌による来客が多い特性に対して、駐車場から住宅へのアプローチを重視したデザインとしました。
また既存の樹木は、少品種で植栽構成されていましたので、これを景色に変化をもたせるため多品種に変更しました。
左画像では門のすぐ右隣に車輌アプローチがありますが、ここを塞ぐことで、建物周りの重要なエクステリア空間をまとめることができました。
高低差があるため車輌アプローチを設けられたのだと思いますが、建物周りの重要な空間となるため、庭空間に変更いたしました。
外側から見ると、このような変化になります。既存のブロック塀につなぎ合せる形で、新規にブロック塀を延長しています。
駐車場への車輌アプローチは、位置の変更に伴い高低差が発生してしまったので、既存のコンクリート塀を取り壊すとともに、アスファルト面を嵩上げして、取り付けました。
また、角地部分に植栽スペースを設けることにより、周囲の高低変化にあわせたデザインとなっています。
左画像のアスファルト部分が、庭空間と駐車場からの玄関へのアプローチに変わりました。グレイッチングの排水路は、地下埋設型に変更しています。
別の角度から見ると、こうなります。建物前が庭空間に変わったことが、よくわかると思います。
反対側からの画像です。インターロッキングのアプローチを利用しながら、庭空間を創出しました。
ズドーンと玄関まで抜けていたアプローチを、周囲に植栽を施して、景色に変化をもたせたアプローチに仕上げました。
アプローチ左側は、芝生面となっておりましたが、植栽を施して砂利を敷き詰めています。
既存の門柱はそのまま残しておりますが、その植栽枡に植えられていた植物を変更しました。上下2段の植栽枡でしたので、下段には背の高くならない植物を植え、上段の植物がよく見えるように配慮しています。
駐車場から玄関までのアプローチなど、所々に庭園灯を設けています。ブレーカーより先の簡単な電気工事は、電気屋さんに頼むのも面倒なので、自社で実施しています。 画像では見えにくいのですが、潅水設備を設置しています。昨今、異常乾燥が2〜3年おきに発生するので、広い庭園には必須となってきました。
アプローチの途中に溜まりを設けて、テーブルとイスを配置しております。植物に囲まれた憩いのスペースです。 玄関横の植栽です。この植栽で、アプローチから居住スペースへの視線を、優しく遮っています。
既存のインターロッキングを加工して変化をもたせています。縁をランダムにして、その外側に川石を配置して、植栽につなげています。 植栽には様々な植物を配置しています。色々な植物を混植することで、変化に富んだ景色となります。
グレイッチングだった水路に蓋をかけ、地下に埋設します。 新たな車輌アプローチを取り付けています。高低差があるため、既存のアスファルトをカットして、傾斜を持たせて取り付けました。
土砂を搬入したところです。大まかな形が見えてきます。 追加のブロック塀を施工しています。
取り付け部分の砕石を転圧しています。 アスファルトを敷き均しているところです。アスファルト盒材を熱いうちに敷均し、転圧します。
大きな樹木から植栽していきます。 板石を設置していきます。設置した板石が動かないように固定していきます。土留めに利用している板石は、端をカットして曲線になるように加工しています。
インターロッキングの仕切りを取り外したので、動かないように端を固定していきます。 仕上げていくために、表面を整地していきます。
インターロッキングの外側に川石を配置していきます。 立水栓をとりつけています。
手前に写っている花苗は溝口植木農園から調達したものです。庭のあちらこちらに花苗を植栽しています。
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