|
|
|
 |
|
 |
造園工事施工前の状況。駐車スペースからオーディオルームを通しての眺望。ガレージ→ガラス面→オーディオルーム→ガラス面→庭となり、ガレージに車を入れるとき、オーディオルーム越しに庭が見えます。 |
|
敷地内に高低差があり、その高低差を土壌斜面で繋いでいます。施工前は土壌が流失しないように、ブルーシートが掛けられています。 |
|
|
|
 |
|
 |
中庭は、全ての部屋から眺望できるようになっています。また2階からは、見下ろすことになるので、ボリュームの大きな樹木を植栽するのが適切でしょう。 |
|
リビング方向からガレージ奥方向への眺望です。比較的広い芝生空間となりました。 |
|
|
|
 |
|
 |
中庭ヤマボウシの搬入状況です。小型トラックでギリギリまで近づき、人力で中庭まで運び込みます。 |
|
重量は約600kgほどあり、持ち上げることは不可能なので、歩板の上を滑らして搬入します。 |
|
|
|
 |
|
 |
滑りやすいように根鉢をブルーシートで覆っています。チェーンブロックを利用して、少しずつ斜面を引き上げていきます。 |
|
平地では根鉢を転がすことで、比較的簡単に移動させることができます。 |
|
|
|
 |
|
 |
もし枯れてしまったら、大型クレーンを使って搬出しなければならなくなるので、細心の注意を払って植え込んでいます。 |
|
斜面部分のモミジを剪定しています。不適期での植栽となったため、枯れないよう葉をむしりながら剪定しています。 |
|
|
|
 |
|
 |
植栽位置を決めるために仮置きしているところです。この段階が全体構成における、最終的な詰めとなります。 |
|
位置決定後に植え込んでいます。これにより景観の骨格が定まります。 |
|
|
|
 |
|
 |
約3,000kgの石材を搬入しています。やはり人力で1つ1つ運び入れました。石は湯来石で、湯来町周辺で産出されます。広島の造園では一般的に景石として使用されます。 |
|
造園は自然素材を利用することが多いため、図面通りの部材が集まることは稀です。手に入る最高の材料で、意図した空間を創り上げることが、造園の技術といえます。写真は材料を眺めながら構想を練っているところです。 |
|
|
|
 |
|
 |
1つ1つ場所を決めながら石を配置していきます。園路部分からの作業となります。 |
|
全ての石を配置した後に、植物を植栽します。大きなものから順に配置・植栽していきます。 |
|
|
|
 |
|
 |
1番最後に、地被植物を植え込んでいきます。石と石との隙間などに、自然な感じとなるように配置します。このセンスで自然らしく見えるかどうかが決まります。 |
|
完成しました。モミジのボリュームが増えれば、背景の緑とつながり、一体感が生まれることでしょう。 |
|
|
|