自然風の庭づくり施工例>>081中区広瀬北町「OZ邸」新築造園工事

中区広瀬北町「OZ邸」新築造園工事

クラシックな雰囲気を持つモダン住宅の造園です。中から楽しむ庭空間なのですが、外からの見栄えもよくなっています。2階からの景色、窓越しの景色に留意しながら形作りました。
特に縁側は、とても気持ちの良い空間となりました。存在感を放つ一畳ほどの板石が、しっかりと景色を引き締めています。
プラン図です。
室内からの眺めや、外からの見た目を考えながらプランを考えていきます。
必要ならパース図を描くこともあります。

第14回ひろしま街づくりデザイン賞にて「個人住宅部門賞(外構)」を受賞
新建築住宅特集2014年1月号に掲載されました。

記事はこちらからみることができます。
存在感のある板石です。一畳ほどの大きさがあります。
もちろん特注品となり、運ぶのも、据え付けるのも大変です。
玄関部分となります。
左側の擁壁の裏側は坪庭となっており、室内からカウンター越しに眺められるようになっています。
角ステンレスの手すりがコンクリートの打ちっ放しにあっていますね。
2階から眺望を楽しめる造りとなっているので、上からの景色にも配慮しました。
目線の高さで変化を楽しめるよう造形すると、上から見たときに大胆な線になっていることが多いです。
勝手口部分です。
板石と湯来石の敷石で園路をつくっています。
日当たりが良くないので、日陰でも育つコケとシダ、そして石で景色を作っています。
角度が異なりますが、カウンターに座ると見える景色です。
近い場所に樹木が見えるので、幹肌のきれいな樹種を選択しました。
カウンターからの眺めは雑誌で確認してください。
同じ場所を2階から見たところです。ベランダとなっています。
河川沿いの緑と、庭の緑が繋がり、景色に奥行きが出ています。
ベランダから見下ろしたところです。
葉の色と形が微妙に異なり、楽しい雰囲気です。
地表部は幽玄なイメージを持ちます。
施工前のお庭部分を上から見たところです。
けっして日照条件が良いわけではないので、植物選定とデザインに努力しました。
お庭の施工前です。
いっけん無機質なコンクリートの打ちっ放しですが、天端に傾きを与えてあり、造園に工夫の余地があるように感じました。
正面部分となります。
この低くなっている擁壁を、どのように利用するかが課題でした。
空間を区分しながら、緑が滲み出るようなデザインを目指しました。
カウンターから見える坪庭部分です。
打ちっ放しの壁面を背景に利用して、樹姿を美しく見せることができます。
傾斜路となっているアプローチと、駐車スペースの舗装工事です。
アプローチは洗い出しを採用しました。
ところどころに石材をはさみ、調子に変化を与えています。
手すりを取り付けているところです。
コンクリートにはシャープなイメージを持つステンレスの手すりが、よく似合います。
樹木を運搬してきました。
コンクリート擁壁が周囲をグルリと囲んでいるので、材料の搬入にはとても苦労しました。
土を運び入れるのも一輪車による人力運搬です。
低い擁壁はクレーンで越えることができますが、庭の中での重量物移動は、あくまでも人力作業となります。
人力作業の場合は重量物の移動を、チェーンブロックという道具で実施します。
絶対に汚さないよう、養生をしっかりと実施します。
土を触る仕事なので、養生をしておかないと簡単に汚してしまいます。
一畳サイズの板石です。重さは約500kgとなります。
NeatGardenでも、これだけ大きな板石は滅多に扱うことがありません。
大物の配置が終わり、細かな造形に取り掛かっています。
この土造形で出来の良し悪しが決まります。
スギゴケを配置しています。
土の造形はスギゴケの高さを考慮して実施しています。
思っていたよりも石が隠れてしまい、石のダイナミックさが減ってしまうことがあります。
最後に綺麗に掃除をします。
いくら養生をしていても隙間から泥が入り、汚れてしまいます。
施主さまに引き渡す前に、しっかりと掃除をします。
Price (万円) 税抜
〜100
100〜150
150〜200
200〜300
300〜400
400〜500
500〜
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